現代スサノウの言霊 

「闇の支配者」最新注目人物総覧

バラク・オバマ

世界政府樹立のために誕生させられた操り人形

最近では傀儡大統領の座に不満。反抗開始した
2004年、民主党大会fr一人の議員が演壇に立った。彼が行った演説は喝采を浴び、一夜にしてその名は全米に轟いた。4年後、無名の議員バラク・オバマはアメリカの初の黒人大統領に上り詰めた。夢のようなサクセスストーリーに見えるが、オバマは世界政府樹立のために作り上げられた傀儡大統領であった。歴代アメリカの大統領を指名してきたロックフェラー家とサマーズ、ジョン・ロジャース(エクセロン取締役)などのシカゴマフィアが押し上げたのである。そのため、オバマの経歴には謎は多い。当初は白人女性(ヒラリー)も検討されていたが、リベラルさをより演出するために、「アメリカ初の黒人大統領」という触れ込みが必要だったのである。
 オバマ誕生は、綿密に練られた長期計画だった。特に関わっているのは、オバマの政権顧問で元CIA補佐官のブレジンスキーであろう。彼は武力よりもプロバガンダなどのソフト・パワーによる支配を好む。CIA工作員だったオバマの母親がアフリカの優秀な遺伝子をもらい、初の黒人大統領を生み出すミッションを実行させられていたのである。1966年、スハルトの軍事支配が激化している危険な時期に、オバマの母親はフォード財団の資金でインドネシアに渡っている。フォード財団はCIAと密接な関係にある団体である。
 だがオバマは最近、闇の支配者たちと堂々と反旗を翻し始めた。イスラエルとパレスチナの国境問題においてパレスチナ寄りの発言を行い、その後政権内の親イスラエルのスタッフの多くを解雇した。彼らの黒人蔑視発言が原因だとされているが、オバマが隠れイスラム教徒であることも窺うことができる。また、ウォール街の大手銀行救済法案を却下し、ウォール街を敵に回した。されには、米軍部と手を組み、米連銀と戦うつもりらしいが、やはり実権はないに等しい。

J・D・ロックフェラー4世

この男が次期世界皇帝。しかし前途は多難である

57か国会議に乗り込み門前払いをくらう
J・D・ロックフェラー四世、通称ジェイはロックフェラー家4代目の直系で、米上院議員、ゴールドマンサックスのオーナーである。オバマ政権を作ったのもこの男だ。長年骨肉の争いを繰り広げてきた叔父のデイビッドがほぼ引退したため、ようやくロックフェラー家の実質的なトップに座った。
しかしドルの弱体化で闇の支配者の権力失墜に歯止めがかからぬなか、前途多難であることは間違いない。これを如実に表す事件が起こった。
2011年8月31日、スイス政府の働きかけにより、モナコで世界57か国の金融担当代表者が非公式の会議を行った。会議はドルに代わる新通貨基軸を作るためのもので、米連銀とその傘下にあるフランス。イタリア、イギリス、ドイツ。日本は参加を拒否され、当然ジェイも呼ばれていない。ジェイそこへ乗り込み強引に入ろうとするが、あっさりとつまみ出された。しばらくしてボディーガードとともにやってきて、「私を誰だと思っているんだ」などと怒り狂ったが、再び門前払いをくらった。
この騒動で会議は延期され洋上の船へと変更になったが、ジェイは諦めなかった。当日、ジェイは船が公海上に移動したところへ2機のヘリを従え空から登場した。妨害を画策したが、数分後に米軍機が現れ撃墜されそうになり、すごすご退散した。
ジェイまた、東京・三鷹にある国際基督教大学の大学院を卒業しており、日本通である。というより、日本はジェイの私物である。ことあるごとに、手下である小沢一郎に命令を下している。小沢はジェイと直接交渉できる唯一の日本人政治家である。
また、ジェイは福島原発の原子炉を造ったGEの実権も握っており、原発事故の次は富士山を噴火させる計画で「日本人にもう少し恐怖を与えて、完全に降伏させる」と話しているという。

ベアトリクス女王

ビルダーバーグ創設者の娘。世界に冠たる悪の魔女

これまでの悪事が断罪される日が近づいている
オランダ女王・ベアトリクスはビルダーバーグ会議の創始者、ベルンハルト王配の娘である。父の後を継いで、ビルダーバーグ会議に毎年出席している。
夫はドイツ人のクラウスる。しかし結婚は戦時中ドイツ占領下にあったオランダ国民の猛反発に遭い、結婚式で爆弾が投げ込まれる騒ぎになった。父ベルンハルト王配の経歴もナチスドイツと密接しており、実に真っ黒である。ベルンハルトは元ナチス親衛隊員で、彼の弟もナチス支持を公言する人物である。ユリアナ女王と結婚して王室に入るまでは、ナチスの毒ガス「チクロンB」を製造していたIGファルベン社に勤務していた。また、ロッキード事件にも深く関与し、アメリカの軍産複合体の欧州進出にも手を貸していた。その上、ユリアナ宇王と結婚中に別の女性との間に2人の子供をもうけていたことまで判明した無茶苦茶な人物である。
ベアトリクスも、父の激しい気性と白人至上主義を受け継いでいる。オランダの旧植民地であるインドネシアを訪問した際「植民地支配は互いに恵みを与えた」と言って顰蹙を買った。一方で天皇陛下がオランダを訪問した際には、旧日本軍のオランダ人捕慮問題について謝罪を求めた。劣等人種(白人以外)を支配するのは良しとしても、支配されるのは許せないようである。
しかし、ドル失墜とともに権力が弱まる中、もはやなりふり構わずの様相を示している。2011年のビルダーバーグは会期途中に解散したため、ベアトリスは密かにWDSに近づき、新しい金融システム構築への協力を持ち掛けてきた。2009年、中国を誘惑し米ドルとの合体を持ち掛けようとした勢力の中にもベアトリクスがいた。
しかし、彼女らが米連銀やIMFなどを通じて行ってきた金融詐欺行為は近く、断罪される見込みである。CIAの情報筋によるとキッシンジャー、ブッシュ親子とともに彼女の名前も挙がっているようである。

ピーター・コルベンバック

悪魔教の親玉であり、人類大戦争を目論む

ローマ法王も口出しできない地上の悪のカリスマ
ピーター・ハンス・コルベンバックはキリスト教イエズス会の元総長である。しかし、裏の顔は悪魔教の最高指導者、闇の支配者の宗教的なトップである。バチカンの幹部の中には古くから悪魔教の幹部が混じっているのである。彼らはカエサル時代から続く黒いマスクを被った集団で、ルシファーを祭神として、カトリック教に様々な命令を下してきた。彼らにとってキリスト教とは「家畜のための宗教」で低俗なるものであり、被支配下にあるという認識である。
自らを地球の悪魔代理人と名乗るコルベンバックの最終目的は旧約聖書にある、世界を二分する「ゴクとマゴクの戦い」を起こすことである。「ゴク」はロシア・中国・イラン、「マゴク」はアメリカと西洋諸国を意味する。戦いでは人類の9割が死に、タルム系“似非”ユダヤ人(悪魔教信者)の人類支配が始まる、というのが連中の描いているストーリーである。
バチカンがキリスト教などではなく、悪魔教徒の総本山であることは、イエズス会の本部からも見て取れる。建物の対角線を結ぶと、悪魔を示す逆ヘキサグラムが巧妙に隠されていることがわかる。また、バチカンを取り巻くイエズス会の配置からも、逆ヘキサグラムが結界のように浮かび上がるのである。バチカンはイエズス会の傘下にあり、コルベンバックは自分こそがバチカンの実質的な最高指導者であると自負している。現在のイエズス会総長で病弱なアドルフォ・ニコラスを「病気は大丈夫か?気を付けろよ」と遠回しに脅したこともある。
WDSと同盟関係にあるMJ12は、悪魔教信者が故郷するイタリア半島最南端での爆破計画を進めている。ほかの同盟団体も、全悪魔幹部の暗殺を企てていた。しかし最近、コルベンバックはWDSと手を結ぼうと接触してきた。その目的の真意は何か?我々は注意深く見極める必要がありそうである。

ジュルアン・アサンジ

ロスチャイルドに雇われた金融システム破壊工作員

反権力に命を燃やした元天才ハッカー
オーストラリアに生まれたジュリアン・アサンジは貧困と母親の再婚で転居を繰り返す、不遇な少年時代を送った。16歳でハッカーとしての頭角を現し「Mendax(嘘つき)」の名で活動開始する。仲間とともにハッカーグループを結成したが、企業のネットワークに侵入した容疑で有罪判決を受ける。その間18歳で内縁の妻との間に子供をもうけるがすぐに離別する。以後10年間、役所と元妻との間で壮絶な親権争いを繰り広げ、親権関連情報公開を求める団体まで設立している。この過程で反権力志向を強めたことが、ウィキリークス創設に繋がったと本人は語っている。
アサンジはロンドン滞在中の2009年12月、スウェーデンで婦女暴行を行った容疑で逮捕されて釈放され、以降は広大な敷地内の住居で「軟禁状態」となっている。
複雑な来歴はともかく、現在の彼はロスチャイルドから世界金融システムを崩壊させるミッションを請け負った工作員である。2008年、アサンジはロスチャイルド系メディア「エコノミスト」から「表現の自由賞」を受けている。また彼の顧問弁護士も兼ねているなど。それを示す証拠は複数ある。そして何より、逮捕はウィキリークスが40万点のイラク関連機密文書と25万点の米外交電を相次いで公開し、アメリカ政府を激怒させて間もなくのことである。つまり、敵対陣営の反撃を受ける前に、体よくアサンジを引っ込めたのである。
またアサンジは」9・11について「我々が戦争や金融詐欺など真の共謀について証拠を示しているというのに、9・11が共謀というような偽情報に惑わされている人がいることにはいつも当惑している」とわざわざ懐疑的な見解を示している。彼が闇の陣営であることを匂わせる発言だある。アサンジは現在もロスチャイルドの庇護下で、淡々と機密を公開し続けている。

アドルフォ・ニコラス

バチカンの最高権力者。法王を従える「黒の法王」

5か国語が堪能で善良なローマ教徒
イエズス会総長アドルフォ・ニコラスは、先代のコルベンバックとは違い、純粋なキリスト教徒である。アジアでの布教歴が長く、日本語も話せる。そしてイエズス会はフリーメイソンの居城で、古くから戦争や政変、人工災害などを企ててきた闇の実行部隊である。総長は「黒の法王」と呼ばれ、バチカンの実質的な最高権力者といわれる。ローマ法王ですら逆らうことはゆるされないが、現在のローマ法王はコルベンバック派であるため、一筋縄ではいかないようである。
だが穏健派のニコラスが今の座にいる限り、WDSとバチカン勢力との交渉で新しい国際金融システムに向けて、何らかの和解が行われる可能性が高い。未だバチカンのトップを自認するコルベンバックから「お前は病弱だろう。体は大丈夫か?気を付けろよ」と遠回しに脅されていることが懸念材料だが、WDSとその同盟団体が阻止するだろう。

ウラジミール・プーチン

反・闇の支配者の旗印。ロシア復権に向けて邁進する

強いロシア復興を目指し、再び大統領の座に君臨する
 エリツィンの後継者として大統領となったプーチンは、それまでどん底だったロシア経済を復興した立役者である。ソ連崩壊後、ロシアでは国営企業の民営化が進められ、7つの新興財閥が誕生した。そのうち6つのはユダヤ人企業で、国富の50%を独占していた。それをプーチンは元KGBの手腕とネットワークをフルに使って徹底的に解体、ロシアのGDPを2000~2007年までに約5倍に成長させ、新興財閥の石油企業を国有化したことで、ロシア産石油価格も就任前より10倍に上昇させた。
 ロシアはソ連時代に近い力を回復し始め、それを後押しするかのように次々と親露政権が誕生している。そんななか、次期大統領選に出馬することを決定した。有力な対抗馬もおらず、返り咲くことができれば最長2024年まで務めることができる。プーチンの独裁体制は続いていく。

ドミトリー・メドベージェフ

プーチン長期政権を維持する有能な“中継ぎ役”

プーチンの側近中の側近。次期政権では再び首相
メドベージェフはプーチンに後継として直接指名を受け、大統領の座に上った。ロシアでは大統領を二期以上務めることができないため、三期目を目指すプーチンの中継ぎ役を担ったのである。長年プーチンの下で働き、「プーチンの影」としてばかり注目されてきたが、彼自身も有能な政治家である。プーチンが奪還して国営化された世界最大のガス会社「ガスプロム」で会長もしていた。プーチンと違い、リベラル志向の持ち主でもある。
最近では経済や外交路線を巡りプーチンと意見を異にし、次期大統領への出馬もほのめかしていたが、最終的にはプーチンの大統領出馬を支持した。次期プーチン体制下では、再び首相となることが決まっている。欧米の闇の勢力との戦いにおいては、分裂するよりも双頭体制をしばらく維持することが重要と考えたようである。

 

ニクラ・サルコジ

ロックフェラーに選ばれた親米ユダヤ系大統領

欧州とアメリカの板挟みなりちょこまかと動き回る
ニコラ・サルコジはハンガリー系ユダヤ人で、移民の2世である。地方の市長に過ぎなかったサルコジは当初ロスチャイルドの支援で大統領に上り詰めたが、就任したとたんロックフェラーに寝返った。だが、闇の支配者の内乱に巻き込まれ、今では身の振り方に困っている。
欧州よりだった前IMF専務理事・ストロスカーンを失脚させたが、今度は自身が違法献金疑惑をかけられ、手下のラガルドとともに危機に陥っている。また、米連銀のユーロ攻撃には業を煮やしており、NATOを投じてリビアから石油を略奪しただけでは飽き足らず、アメリカに対しても露骨に反抗し始めた。
EU代表としてオバマに辞任を求め、G20ではIMFによる新国際基軸通貨を提案するなど、必死のドサ周りを続けているが相手にされなかったため、今後は日本のカネを奪うつもりのようである。この状況をいつまで維持できるのか。

レオン・パネッタ

財政難に陥るアメリカの国防費節約担

予算問題の専門家クリーンな経歴で抜擢
レオン・パネッタは元弁護士で、クリントン政権では行政管理予算局長と大統領首席補佐官を歴任した。国防専門家ではないパネッタの起用には、J・ロックフェラーが猛反対した。前職であるCIA長官就任時も諜報経験がないことが指摘されたが、アメリカはもはやそんなことで揉めている場合ではなかった。
前政権が中東戦争を拡大させたせいで、国家財政が頭打ちとなっている今、予算削減のプロであるパネッタを置くことで国防費を節約する目的があったのである。パネッタは就任後の記者会見でさっそく、国防予算削減を持ち出した。そこにはもちろん。アフガン撤退も含まれているだろう。また、背後がクリーンなパネッタに米軍が中東で行った捕虜拷問や、チェイニー前副大統領の対テロ戦指示疑惑など、前政権の悪行を徹底的に洗わせ、前政権の黒いイメージを払拭する思惑もある。

シルビオ・ベルルスコーニ

イタリアマフィアの頭領。秘密結社を裏切り失脚間近

ユーロ崩壊に備えロシアと中国にあっさりと寝返った
ベルルスコーニはイタリアのメディア王で、マフィアの親玉である。度重なる少女売春で愛想を尽かされた前妻(元ストリップ女優)から月3600万円の慰謝料を請求されても、痛くも痒くもないほどの億万長者である。
彼はイタリアのフリーメイソン「P2ロッジ」内の、米連銀やイルミナティ寄りの派閥に属していた。2009年、2人の日本人がイタリアで不当に拘束され、手持ちの1345億円分の債権が没収された事件の犯人もP2ロッジである。彼等は債権の持ち主であるアジアの権力者集団にそれを換金できると嘘をつき、されに1兆ドル分の債権を巻き上げた。カネは闇の支配者の延命に使う目的だった。ペルルスコーニはここに来て裏切り、ロシアと中国にすり寄り秘密を暴露しようとしているため、あらゆる罠を仕掛けられ失脚されそうになっている。

アンヌ・ローベルジョン

世界に原発を売りまくったロスチャイルドの女刺客

サルコジと確執し退任後はメディアの監査役に収まる
アンヌ・ローベルジョンは日産のカルロス・ゴーン社長とも在籍したエリート養成機関・パリ国立高等師範学校で物理学を専攻した才女である。原子力国家フランスの看板として世界に原発を売りまくり、「アトミック・アンヌ」の異名をとった。アンヌは欧州貴族陣営とズブズブの関係にある。10年間社長を務めたアレバの財務顧問はロスチャイルドである。ロックフェラーの手先であるサルコジとモメて2011年6月に退任させられたが、すぐにフランスのロスチャイルド系大手新聞「リベラシオン」の監査委員長に収まった。
されにアンヌは、ビルダーバーグ会議のメンバーである。議長のダヴィニヨンとともに、スエズ運河を建設したエネルギー企業GDFスエズの役員に名を連ねている。メディアと、闇の支配者の戦略的拠点スエズ運河の二つを手中に収め、アンヌは今後も猛威をふるうだろう。

ホスニー・ムバラク

30年に及ぶ親米傀儡政権を維持した雇われ独裁者

長年の蜜月関係も空しく、ハシゴを外され…
元軍人のムバラクは1981年、暗殺されたサダトの後釜として大統領に就任し、以降約30年もの間、親米路線を敷いてきた。湾岸戦争でエジプト軍を多国籍軍に参加させ、米同時多発テロが起きた際にまっさきに対テロ戦争を支持するなど、アメリカへの追従ぶりはイスラム国とは思えないほど露骨なものであった。アメリカもムバラクを中東の調整役として維持するため独裁政権を黙認し、オバマ政権になってからも、アメリカは毎年700億ドルの資金援助のほか、数々の不透明な支援を行っていた。しかし近年、財政難となったアメリカはエジプトに新たな親米政権を作るためエジプト革命を仕掛け、「ムバラク降ろし」とムバラクの数億ドルにおよぶ隠し財産の奪取を行った。あっさりと身ぐるみを剥がされて捨てられたムバラクは現在、心臓発作で倒れ、檻の中のベッドに伏した姿で裁判にかけられている。

ムアマル・カダフィ

「砂漠の狂犬」と呼ばれた過激な反欧米主義者

独裁が反感を買ったが善政を行い、支持もされていた
カダフィはリビア西部の貧しい遊牧民の生まれだ。1969年にクーデターで国王イドリース1世を追い出し、弱冠27歳で事実上の国家元首となった。ガタフィはムバラクとは対照的に、強固な反欧米路線をとった。石油や天然ガス資源が潤沢なリビアはわざわざドル資本に媚を売る必要がなかったのである。ガタフィは石油で得た利益を大規模な投資プロジェクトに回し、国民への配分もうまく行っていた。そのため独裁者ではあるが、人気もあった。
一方、自らが妄信するアラブ主義と社会主義と組み合わせた直接民主主義(ジャーマヒリーヤ)という統治方法を標榜し、議会の禁止や反対勢力への弾圧などを行った。また、イドリース1世の出身部族がある東部住民からは恨まれていた。しかしカダフィのお蔭で石油利権の恩恵を預かっていた西部住民からは支持はまだ根強く、しばらくは混乱は続くだろう。

ドモニク・ストロスカーン

ドル崩壊後の新秩序を唱え反対勢力の逆鱗に触れた

次期大統領と目されるもハニートラップの前に散る
IMFの歴代専務理事はアメリカのイエスマンであったが、ストロスカーンはドル基軸通貨を廃止を唱え、EUの立て直しにだけ注力した。また彼はフランス社会党の出身で、2012年フランス大統領選における同党の有力候補であった。世論調査では対抗馬のサルコジを圧倒しており、大統領になればEU経済の維持拡大へさらに影響力を持つだろうとされていた。それを恐れた反対勢力によってハニートラップを仕掛けられ、失脚させられたのである。オンナの趣味がかなり特殊であることも、綿密にリサーチされたに違いない。結局、彼に性的暴行を受けたというギニア人女性の証言は無効とされ無罪が確定したが、反対勢力の思惑どおりストロスカーンは大統領選への出馬を断念した。
元キャスターで大富豪の妻シンクレアさんが高額の保釈金を払い「SEXしたのは大目に見る」と寛大なコメントをしたのが唯一の救いであった。

金正恩

欧米支配層に選ばれた北朝鮮の若き後継者

軍産複合体と裏で繋がる、雇われ暴れん坊若将軍
金正恩は朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記の三男で、後継者である。長男の金正男は妾の息子であるため後継者レースから外され、三男が擁立されたと言われている。だが実は正恩を推したのは金正日ではなく、闇の支配者たちである。正恩のスイス留学時代の写真には悪魔教徒の手信号がはっきりと写っている。
 欧州で高等教育を受け、西洋文化と親和性があり英語が堪能な正恩は、操るに都合がいい。これからも思う存分アメリカの適役として暴れまくって緊張を醸し出し、産軍複合体がボロ儲けできるよう頑張ってもらわなければならないのである。同じく西洋かぶれで語学堪能な正男は、マカオで別の任務にあたっている。しかし、一方では北朝鮮を崩壊させ、中朝国境地帯で混乱を起こそうとする勢力がいる。闇の支配者の内乱の中でどう身を振るか、注目される。

モーリス・ストロング

環境利権をむさぼる人口削減論の提唱者

歴代国連総長に付き添い。怪しい動きをしてきた
モーリス・ストロングはローマクラブの創設者の一人で、ナチスの人口削減論の提唱者である。ロックフェラーの手先として、長年環境問題をでっちあげ、利権を構築してきた。「石油は枯渇する」と嘘をつき、アル・ゴアに「不都合な真実」を使った詐欺手法を植え付けたのもこの男である。
ストロングはまた、歴代の国連事務総長の側で、国連を世界政府にするための活動を担ってきた。特に、アジアできな臭い動くをしており、中国と闇の支配者との交渉に関わっていると思われる。ストロングは毛沢東のジャーナリストであったアンナ・ストロングの親類でもある。ストロング自身も何らかの関連がある。中国の意向を受けているのか、北朝鮮との繋がりも深い。国連時代には北朝鮮の原子炉建設を促がした。一方で、2006年にイラク旧政権の石油不正輸出を手助けして逮捕された韓国ロビイストとも関わっており、疑惑が尽きない。

ジョゼフ・アッカーマン

ナチス協力者の系譜を持ったドイツ最大の銀行を統べる

ユーロ崩壊に警戒を強めるビルダーバーグ会議参加者
ドイツ銀行はドイツ最大の銀行で、ナチスドイツを全面的にバックアップした黒い歴史を持つ。支店長や幹部たちはナチ党員に所属し、ゲシュタポへの銀行施設提供、アウシュビッツ強制収容所と毒ガスを開発するIGファルベン社への融資を行った。また、ユダヤ人の口座を押収して利益を得ていた。1999年に謝罪し、ホロコースト被害者への補償を実施したが、陰でその系譜は受け継がれている。サブプライム・ショックの片棒を担いだのもドイツ銀行である。
スイス人の総裁ジョゼフ・アッカーマンはビルダーバーグ会議参加者で、ベアトリクス女王の忠臣である。ユーロのあまりの弱りように頭を抱え、WDSに新金融システム構築へ協力してもいいと言ってきた。ベアトリクス女王やこのアッカーマンなどの率いるドイツとオランダの派閥は、米連銀とドルの崩壊騒ぎが収まるまでは、自分たちの利益を守る構えのようである。

キース・アレクサンダー

ペンタゴン・サイバー軍の好戦的な初代司令官

「やられる前にやる」が信条ITを使って世界を支配する
米軍は2010年10月、新たに「サイバー軍」を創設した。この初代司令官が国家安全保障局長官キース・アレクサンダーである。サイバー軍は、不正アクセスなどによる米軍のネットワーク防衛やサイバー作戦を担当する。ここにおけるアレクサンダーの信条は「攻撃は最大の防御」である。相手が米国のネットワークを攻撃する意思がある場合、先手を打って相手のソフトやネットワークを破壊すべきであるという主張である。彼はアルカイダの英字新聞に英国情報機関が侵入し書き換えた際も「対テロ戦争が減るので米軍にとってもありがたい」と発言している。これにはさすがのオバマも腰が引けているらしい。
また彼は2011年のビルダーバーグ会議の参加者でもある。ほかの顔ぶれに大手ITクラウド企業関係者も多いことから、サイバー軍がITクラウドと連携し世界を支配を目論んでいることは明白である。

デビッド・ペトレイアス

CIAの新たなボスはイラク戦争の“英雄”

数々の作戦を成功させた元えろーと軍人
オランダ系アメリカ人のデイビッド・ペトレイアスは、軍人ながら博士号も持つインテリである。2003年、イラク北部の都市モスルを占領後、たった2万の兵士だけで現地の治安を確保し続けたことで一躍有名になった。その後もフセインの息子殺害作戦や治安回復など、イラク戦争で数々の功績を挙げ、出世街道を駆け上る。その後、アフガン駐留軍司令官を務め、米軍最高位である統合参謀本部議長に就くのも時間の問題と思われたが、アフガン撤退を早めたいオバマによってCIA長官に任命された。それだけでなく、オバマは軍隊よりもCIAの無人航空機(ドローン)による攻撃を重視しており、それを扱える適任者は頭脳明晰で実戦経験豊富なペトレイアス以外にいないと考えたのである。ここまでが表の顔であるが、ペトレイアスはパパ・ブッシュに次ぎ、悪魔教ナチ派総統の座を狙っている。化けの皮が剥がれる日は近いであろう。

ジョージ・ソロス 

世界金融市場を長期操作してきた金融詐欺師の代表的存在

自身のヘッジファンドを閉鎖ドル・ユーロ崩壊に備えている
闇の支配者たちは今、ユーロの崩壊を心底恐れている。かつてポンド暴落、アジア通貨危機を巻き起こしたジョージ・ソロスも、保身に走り出している。ソロスはナチスが設立した反ユダヤ組織で、ユダヤ人の財産没収に加担した過去があるとインタビューで語ったこともある。ポンド危機やアジア通貨危機を巻き起こしてきた闇の投資家にふさわしい経歴である。2011年7月、自身のヘッジファンド、ソロス・ファンドマネージメントに投資された外部の資金を返還し、自身と家族の財産のみを運営するファミリー・オフィスにすることを決めた。最高投資責任者には、同社の元社員であるスコット・ベセントを据えた。9月に発表された2011年の米長者番付で初めてトップ10入りした。所有していた8億ドルの金を突如手放したのも、これから起こすユーロとドル崩壊に対する逆張りに過ぎない。最近のユーロ危機でも、大儲けしたようである。