現代スサノウの言霊 

競争社会と共生社会

「すべてこれまでの社会の歴史は階級闘争の歴史である。封建社会の没落からうまれた近代ブルジョア社会は、階級対立を廃棄しはしなかった。それはただ、新しい階級、新しい抑圧条件、新しい闘争形態を、古いものにおきかえたにすぎない。
 けれども、われわれの時代すなわちブルジョアジーの時代の特徴は、階級対立を単純にしたことである。全社会は敵対する二大陣営に、直接相対立する二大階級にますます分裂しつつある。すなわち、ブルジョアジーとプロレタリアートに。」
共産党宣言の書き出しである。しかしこれからの世の中は競争ではなく、協力に変わっていかなければ人類は破滅してしまいます。『競争社会を超えて』は、心理学的な本です。アメリカ社会の分析が中心でなかなか難しい本です。競争が資本主義社会の中でもすでに時代遅れのシステムであることを論じた本で一読の価値があります。私はこれからは競争ではなく協力になっていくことを望んでいます。ただ一度に変えるということではなく徐々に変えていきましょう!
ここの文章は「競争社会を超えて」のダイジェストとしてまとめたものです。興味ございましたら本をお買い求めください。