現代スサノウの言霊 

3.信用による思考の支配

ヒトラーの「新しい意識」は、モロク神と経済霊による呪縛を解き放つ!

約二千年続いた伝統宗教の汚染された信念体系が、いま、脅かされ覆され真実に目覚めようとしている。なにしろ未確認飛行物体(UFO)が上空に到来し、多次元からやって来た存在(知的生命)が人間を誘拐した実例が続出しているのだ。そのことを示す山のような証拠がある。これは「全く新しい意識」がすぐそこまで近づいていることの具体的な証左なのだろう。我々の世界と平行して存在する次元の新たな知性とひょっこり遭遇するかもしれない、間もなくこんな事態を日常的に体験するかもしれないということは、大半の人にとってとても受け入れがたいことである。大抵の宗教は、異次元の存在を認めることを拒否し、糾弾さえしてきた。
しかし、実際にUFOと接触した人々は、次の時代が近づいていることを認識している。誘拐されたことのある人々は、拒絶しては危険だと警告する。「思考は、自分だけの秘密であり、頭の中だけに閉ざされたものだとは、思わない方がよい。宇宙と自己は別々なものではないことを示してあげてもよい。意識というものは、個人的な思考を超えたものである」と彼等は言う。
ユダヤ・キリスト教のヴェールに隠れて成長を続けて来たモロクの意識によって抑圧されてきた「より高次元の記憶」への復帰が実現する可能性が急迫しているようだ。アドルフ・ヒトラーは、彼が「神意」と呼んだ潜在意識の精霊次元とコンタクトし、深いトランスに入った状態で、意味不明な言葉を口走り、「新しい意識」のことを予言した。ヒトラーが語った「新しい心」とは、テレパシーで意思疎通し、「単なる知的な思考」を超越した直感力を持ち、本源的存在の声を聴く能力を備えたものなのだ。
このような心が輝くを増せば、既成の宗教の教義にとって脅威となることは疑いの余地がない。いますぐ第二バチカン公会議の宣言に従った旧来の教義と戒めをさらに開かれたものに書き換えれば、「新しい心」の力を、受容し対処することが出来るかもしれない。かくて、精神性の高い内容に書き換えられた教義によって、聖書二千年の束縛から心が解き放されるならば、聖書に寄生してきたモロク神と経済霊は破局の危険にさらされることになるだろう。
心が、人の中のどこにあるのかについては、様々な見方がなされて来た。エジプト人は、心臓に心があると考えて来た。最近では、心は脳の働きであると考えられている。心は宇宙にある可能性もあるだろう。普く遍在するとともに、どこにも存在しないこともある。人間の心が正確にどこにあるかはともかくとして、人間の行動は心が制御していると、事実上、考えられている。何とか人に教え伝え、ある種の教義に変換することも出来る。宗教書は創造主である神について語り、科学は意識について語る。

宗教に寄生し利用してきたモロク神の正体が暴露される

「新しい心」の出現によって、一見するだけでは気付かないように権力の中に隠れ続けて来たモロク神と経済霊の秘密が、暴露されることになる。教義の大幅な書き換えによって、教会の組織を正当化し未来に向けて維持することは出来よう。と同時に、この経済・社会を支配している根本的な勢力は、聖霊などではなく、モロク神と経済霊であることが白日の下に晒されることになるのは間違いない。「慢性的な政府債務・利子稼ぎのマネー・資本利益率の神」モロクの神話が暴かれたならば、すぐに経済思想は修正されることになるだろう。現代経済理論がもたらしてきた有害で悲惨な結末を、神の計画の一部だから仕方ないという言い訳でごまかして容認することの馬鹿馬鹿しさも明らかになる。人間の命が…モロク神がマネー価格を操縦するのだが…「商品」として評価される理不尽なこともなくなるはずである。
さらに、モロク神の秘密のヴェールが剥がれてその正体がばれてしまえば、既成の宗教への畏敬の念もたちまちにして失われてしまう可能性がある。宗教が支えてきた倫理体系が崩れることで、一時的に社会秩序は不安定になるだろう。宗教が説く倫理は、モロクと経済霊のための債務返済と利息支払の約束には必要にして絶対不可欠な要素である。そもそも宗教が最初に発明された時の動機は、借金の回収を促進するためであったことには確かな証拠がある。モロク神は、宗教の教義に全面的に依存することによって、その「慢性的な政府債務・利子稼ぎのマネー・資本利益率」のパワーを、隠匿しながら発揮することが出来ている。我々が宗教だと思っているものに隠れることができれば、モロクの構造は、地球の世話人という人類の根本的な義務に反する力であることが、丸見えになってしまう。生物圏が汚されているのは、経済霊が暴れまわっている明白な証拠である。
我々が地球の世話人としての職務を遂行できていないことは、聖書の教えが、さまに聖書の神が制圧しようとした邪悪な力によって逆に乗っ取られてしまったことを証明している。聖書の宗教は、モロク神の組織に依存を深めてきたために、「反逆の神」モロクの力を逆に増強することになってしまった。開放された意識によって目覚めた「新しい心」が、聖書の教えのヴェールの向こうにモロク神がうごめいていることに気付いた時、心霊界の戦いは、現実界の戦いとなって展開することであろう。
多くの宗教神話や伝承は、心霊界の戦いを伝えている。諸処の宗派の預言者も聖霊たちの格闘について語っている。聖書の教えでは、善霊と悪霊の戦いがあることを述べている。この心霊次元の戦いは、光と真実の力が、過ちと暗闇の力に対抗していると説明されることもある。この宇宙の勢力のせめぎ合いが、地球上で人間が試行錯誤していることに反映され、自然圏の人類の結末を決定する。預言にある「暗闇と過ち」はどう顕現するか?今日の公害によって黒くなった空は、モロク神の連勝と経済霊の悪行を物語っている。
真実と精神の光の力を備えた創造主の神の力とは逆に、モロク神は暗闇と過ちをもたらす。このことはこれから何度も述べるように明らかに証明されている。モロク神には、自然と調和した繁栄をもたらす力がないことがはっきりしている。世界銀行、IMF(国際通貨基金)、中央銀行ネットワークなどのモロクの組織は、その意思決定の仕組からからして、自然のバランスに配慮して共存していくことは不可能である。これらモロクの組織は、よく世界経済にとって前進的と誤診されているが、「高利貸しをしないこと」、「水を汚さない」という最低限の守るべき最重要なルールを無視している。世界のどの宗教にも、この二つのルールを遵守させる力がないこと、そして、数千年にわたってこのタブーが軽視されてきたことは、現代人類の集合意識に対し、モロクが圧倒的な支配力を持っていることを語っている。
預言では、モロクは、聖書の信仰をゆっくりと打ち負かしていくものと認識されている。その進展のさまは、中央銀行と呼ばれる秘密結社が、いかにして信用力を独占してきたか、そして19世紀に入っていかにして宗教が科学に完全に追い越されてしまったかの過程の中に見出すことが出来る。科学の論理という概念が出現し、それが完全なる知恵であるという思い上がりは、この時代に特有な思考であるが、この概念が最も威圧的に振舞うのは、マネーの創造を支える信用に仕組の適用された時である。
科学的な思考に立脚すれば、異次元の存在に気付く人々が現れていることや、異次元の存在の証拠すら現れていることは、現代の科学の前提となっている法則を否定することになりかねず、新たに取り組まなければならない厄介な問題となる。奇しくもローマ法王はその説教で、大前提として「真実は常に合理的とは限らない。特に超自然的な、宗教領域ではそうである」ということを忘れてはならないと警告している。この言葉はマネーの領域にもすぐに当てはまることになるということを言っておこう。

生物圏を蕩尽し破壊し、マネーを捏造するモロク神

たとえば、ロンドンの銀行と、イラクの油田、石油が百万バレル積載可能なタンカー船がドバイにあるというシンプルな世界を仮定してみよう。石油を汲みだす契約は、1950年代に締結された99年の長期前払いリース契約になっており、1バレル数ペニーのわずかな短歌であったとする。現代の市場価格は、1バレル60ドルから70ドルの範囲で取引されている。油田から石油を汲み上げて、タンカーに積み込むだけである。石油を船に積むことによって、石油百万バレルの石油船荷証券を銀行に持ち込む。銀行はその書類を受け取るだけで即座に虚空から七千万ドルを作り出すことになる。作り出された七千万ドルのマネーは口座に入金される。口座に入ったマネーはいつでも出金したり、投資することが可能になる。また、追加貸出のための準備金にもなる。銀行システムの預金準備率の関係から、起点の油田では1バレル当たりほんの僅かな金額であったものが、1バレル70ドルの単価で百万バレルの石油を積んだ1隻のタンカーとなり、7億ドル以上の新たなマネーを作り出すことが可能となる。こうしてみると明らかであるが、ユーゴスラヴィアやイラクの「罪業」(モロク神にとって)は、石油を安売りする姿勢を明確に示したことであった。ユーゴスラヴィアは1バレル10ドルで石油を売っていた。イラクは、小麦1ブッシェルにつき3ドルで、されに米ドルではなくユーロ通貨で取引を計算した単価で石油取引をしていた。「慢性的な政府債務・利子稼ぎのマネー・資本利益率の神」、高貴なモロクは、怒り狂ったに違いない。
エネルギーの基礎となる燃料と商売を、交換の仕組と結びつける、この有史以前から存在する力の、この圧倒的なスケールは何なのか?そのあまりの仕組に、驚愕し、はたと思考が止まってしまう。公害と無縁なフリーエネルギーのことを立証しようとしている人々は十分に覚悟すできである。モロク神と経済霊のネットワークは、マネーの創造をコントロールすることを通じて支配しているのであるから、その支配の仕組みの存亡をかけた凄まじい戦争に突入せざるを得ない。極めて単純なことであるが、自然を汚染しないエネルギーを実現するためには、マネーのコントロールと創造のあり方を再考し、モロク神と経済霊の手が及ばないところに解放する必要があるのである。生物圏と調和することの出来る普遍的なフリーエネルギーを追求する科学者が、心霊界の戦争に足を踏み入れたことに気付くのはいつのことであろうか。
この単純なモデルで示したように、マネー創造の仕組は石油の消費に依存しているのだが、ここでもう一つの事実が判明した。マネーの創造は、交易の手段に穀物が使われていた頃と全く同じように、今日でも消費というものに依存している。しかし、輸送のためのエネルギーとして穀物を消費していた昔と違って、石油の消費は汚染を伴うものであり、生物圏を脅かす有害物質を生み出す。自動車の排ガスが汚染をもたらすことは広く認知されているが、もう一つの避けることの出来ない産物は、内部燃焼による排熱である。一台のエンジンから80℃の熱が排出されている。アメリカ大陸のラッシュアワーでは、一億台の自動車から熱の衝撃が母なる自然に加えられている。さらに石油の内部燃焼は、自然の空気を死の一酸化炭素に変え、されに二酸化硫黄に変えることで、母なる自然を侮蔑する。白金が充填された触媒式排出ガス浄化装置は、死の一酸化物で出来た陰鬱な灰色の雲を、有毒な二酸化硫黄の黄色のスモッグに変える。このスモッグが大気と混合することによって、酸性雨が降り、森林を破壊し、地球全体のインフラを溶かしてしまう。都市の下水管や排水システムのポンプやバルブは、酸性雨の水に含まれる腐食性の酸によって急速に腐食している。これら設備の修理や交換は加速的に増大しているが、そのコストは政府の予算に新たに追加されることになる。地球の歴史においてこれほど日常的に自然のバランスに対し、熱と化学的な衝撃を与えた時代はなかった。
母なる自然の冷却システムに熱を加えて妨害すれば、様々な影響が現れることになる。この熱が北極の氷河を溶かし、海水温が上昇して、ハリケーンや嵐は巨大化し、熾烈になる。大陸を水浸しいするハリケーンは、「慢性的な政府債務・利子稼ぎのマネー・資本利率の神」モロクを崇拝することでの母なる自然のお仕置きなのだろうか?この時代遅れの概念や習慣は、緊急に捨て去らねばならない。中央銀行がコントロールするマネーという有害なシステムを拒絶し、利子も政府債務も必要のない。母なる自然の生物圏と共存できるマネー・システムを採用しなければならない。
債務の流通(流動債務)からマネーが創造される過程は、市場へと進化し、銀行の船荷証券に代表される債権に利率や割引率を付けて売ることが出来るようになった。再建に様々な利率を付けて売買する力は、モロク神にとって最高に住み心地のよい場所である。経済霊による金融市場の発明は、地球の世話人としての仕事に全く貢献していない。マネー創造の単純な構造を隠すための奮闘努力は、現実の戦争や政治になって現れ続けている。マネー創造、利子、デリバティブ、金融市場の仕組のことを、何か市場の力の深遠な神秘であるかのように思い込んでいるが、この迷信のヴェールが「新しい心」の出現によって剥ぎ取られることは明らかである。生物圏を蕩尽し破壊することがモロク神の「高利貸しの儀式」を満足させる。そのために交換手段を創造する。こんな単純かつ粗暴なシステムが、「宇宙の心」に警報を発信し、人類に危険を知らせる必要性を促したに違いない。
「与信が利子を伴う負債である」という思う込みは、モロク神のマインドコントロールによって信じ込まされているものである。永久に消えない政府債務、利子付きのマネー、株式取引市場に共通する「利益率」という発想は、モロク神と経済霊の体系的な神学理論であると言うことが出来る。 今や全ての国のマネーは利払いの必要な債務の形態をもち、国民の信用から抽出されているという事実は、実質的には、最高神モロクに「十分の一税」を納めていることを意味する。利子の負担と共に、増大し続ける債務は、もっともっと多くのマネーを利払いのために要求することになるのは自明である。利払いを支えるマネーを創造するために、より高い石油価格が必要になることも明らかである。時が満ちれば、定年退職者の生活とインフラ整備を支える社会保障と、利払いが必要な国の債務を両立させることは経済的に不可能であることが、はっきりするであろう。生物圏にとって悪性ガンであると同時に、知的思考としても嘘をついていることになる債務、利子、市場という仕組みを皆で容認することは、宇宙に対する反逆に違いない。

債務と利子に無縁なマネー・システムを実施したリンカーンとヒトラー

「信用というものは利率無くしても機能し得る」という発想は、モロク神と経済霊の宗教にとって忌み嫌うべきものである。注意深く調べてみるならば、4人の米国大統領の暗殺と2つの世界大戦の究極の目的は、債務や利払いがなくとも人々の「全面的な相互信頼と信用」がマネーとして機能し得るという発想を抑圧することであったことが理解できる。
信用、つまり、「人々の全面的な相互信頼と信用」が国のマネーとなり、利払いも政府債務も発生させる必要がないことの実例は、アブラハム・リンカーン大統領によって最初に実現され、同様に、アメリカ南北戦争の時の南部連合国でも達成されている。70年後にはドイツの民族社会主義政権が、この画期的な発明に追随した。リンカーンは、南北戦争時の状況に加えて、彼が「神意」と呼んだ神秘的な覚醒を受けて感応し、債務と利子に無縁のグリーンバック(緑背紙幣)マネーを生み出した。アドルフ・ヒトラーも、彼が「神意」と呼んだ神秘的な力によって突き動かされていたことが、多くの人々によって認められているが、ドイツ本国と、民族社会主義イデオロギーによって占領したユーロッパ各国に、債務と利子に無縁なマネー・システムを導入した。
こうした共通点をもつ二つの政権が互いに相容れない性質を持つことには驚嘆させられる。しかし、両者とも、「慢性的な政府債務・利子稼ぎマネー・資本利益率の神」モロクの力に反抗したという意味では共通しているのである。
国の債務が利子を払わなければならないという考えを受け入れることは、邪悪な反逆の力によってマインド・コントロールされていることを意味する。尽きることのない疑問として、そもそもどのようにして恵まれたごく少数者のコントロールの下に信用のコントロールが置かれることになったのか?後章で論及するが、「カルト273」というマネーのカルト集団の権力がその答えであることには根拠がある。この選ばれたカルトには、特別に選ばれた273人の組織で始まったのであるが、モロク神に仕える経済霊の仕事を任せることで、人類の中で繁栄してきた「カルト273」の力は、通常はその能力が隠蔽されいるため気付かないのであるが。なぜ主権者がそもそも銀行システムを立法により設立しておきながらも、その同じ銀行に依存するようになってしまうかを説明してくれる。「カルト273」とその仲間である、高利貸しの特権と、情報と、知能に恵まれたエリートたち(PIG)に、永続的に利子払い続ける政府債務とは、途轍もなく馬鹿げた話である。銀行カルト、市場、高利貸しのPIGエリートによって課せられた制約を言い訳にして、経済的な絶望を正当化し、生物圏を汚染して傷つけることを正当化するとは、何とも腹立たしい。
「宇宙の神意」と人類の関係は、神と人類の盟約の時に始まる。創世記1勝26節に、神は「地上のもの全てを治めよ」と言ったとされる。この約束は、当事者間の契約であり、地球管理の互恵的な取引に依拠している。人々が、自然のバランスを崩したり、ましてやモロク神に阿呆のように平身低頭することは、全く想定されていないのである。聖書のこの後の節で明らかになるが、神は、人類が約束の取引を完遂する能力があるかどうかを熟考している。創世記8章21節から22節に「私は人間を理由として地球を破壊することはいない」と神は言っている。しかし、人類が地球の世話人としての責務を果たせなかった時、人類に何が起こきるのかについては、沈黙を保っている。
聖書の教えは「約束」のことを認識はしているが、地球の世話人の約束を履行させることに失敗している。その失敗の証拠は自然環境の汚染である。人類が自然と調和して共に繁栄することを妨げているのは、「信用には利息を支払う債務がなければならない」という歪んだ思い込みを注入し続けている、かのカルト組織である。「慢性的な政府債務・利子稼ぎのマネー・資本利益率」によって利益を追求しようとする欲望は、まともな思考を狂わせる心の伝染病である。このような精神状態に陥ることを、聖書は創世記、出エジプト記、レビ記において、厳格に禁止している。皮肉なことに、人間の心に伝染するこの異常逸脱集団が生き残るためには、聖書の宗教が説く契約を守る倫理に頼らざるを得ない。現れ来る「新しい心」と立ち向かうことになった時、モロク神は、自らの力とカルトと共に、古代の聖者や預言者によって何度も予言された壮大なる終末戦争を繰り広げることになる。
この戦いで妥協することは非常に危険である。二つの世界観は真っ向からぶつかり合う。一方の世界観は、生命共同体という感覚を基盤とし、国としての一体感が人格の資本であり、相互扶助による経済的、技術的、社会的な進歩の中に、それぞえの個人の責任と役割を認識する考え方である。片やもう一方の世界観は、利己主義と、道徳の欠如、ずる賢い詐欺を特徴とする。家も故郷もない荒涼たる世界で、市場の力と呼ばれる経済の激流の中に人間は、その人格をマネー価格で売買される「商品」のレベルまで貶められる。これが、「慢性的な政府債務・利子稼ぎのマネー・資本利益率の神、そしてあらゆる汚染の父」、モロクのドグマである。